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Irisrecia Mk2 Manual

Irisrecia Mk2 Webマニュアル

Irisrecia Mk2は、色を探し、試し、実際に作った色として残すためのiOSアプリです。 このページでは、TestFlight審査通過済みのMk2リリース候補仕様に合わせて、作りたい色の取得、候補色の確認、作る量に応じた調合候補、少量テスト、テストピース、GrayCal、次回調整メモ、乾燥タイマー、使用量を在庫に反映する流れをまとめます。

App: Irisrecia Mk2
Platform: iOS 17+
Status: TestFlight審査通過済み / βテスター募集開始
Updated: 2026-06-13

用語の意味

Irisrecia Mk2では、色合わせの作業を記録しやすくするために、アプリ内の用語を使います。初めて使う場合は、先にこの一覧を確認してください。

自分の色
ユーザーが作りたい色、試した色、測った色、メモをまとめて残すための記録です。メーカー公式の色名や公式色見本という意味ではありません。
候補色
目標色に近い可能性がある色です。少量テストに入るための出発点で、答えとして扱うものではありません。
調合候補
単色候補、2色ブレンド、3色ブレンドなど、試す候補として表示される組み合わせです。作る量に合わせて割合とmlの目安を表示します。
テストピース
本番前に、同じ下地や塗り方で試すための小さな塗装サンプルです。Irisrecia Mk2では、最終判断の中心に置きます。
Iris Eye
アプリ内のカメラ測色機能です。自分で塗ったテストピースを測り、目標色との差や次回調整の参考にします。カタログ色を公式値のように直す機能ではありません。
GrayCal
Iris Eyeで測る前に18%グレーカードを撮影し、同じ実際の作業環境で測るための補正目安を作る機能です。
ΔE2000
色の差を数値で見るための目安です。小さいほど近いことを示しますが、撮影条件、下地、つや、乾燥状態で見え方は変わります。
実測未確認のカタログ由来色
カタログや画面上の色見本から得た参考用の色データです。ユーザーが塗ったテストピースを測ったデータとは分けて扱います。
使用量を在庫に反映
保存レシピを使ったあと、必要に応じて使った塗料量を登録済みボトルの推定残量へ反映する操作です。細かい在庫管理をしない場合はスキップできます。
乾燥タイマー
少量テストや保存レシピに紐づけて乾燥待ちを管理する機能です。気温、湿度、手動補正を入力し、実際の作業環境に合わせて使います。

Irisrecia Mk2でできること

Irisrecia Mk2の中心は、カタログ色から正解の配合を出すことではありません。気になる色を探し、手元の塗料から試す起点を見つけ、保存した調合候補、うまくいかなかった試作、テストピース、次回調整メモを自分の色として残すことです。

  1. 作りたい色を写真、画像ファイル、手入力から用意します。
  2. 在庫の中から候補色や調合候補を見ます。
  3. 作る量に応じた候補の割合とmlを確認します。
  4. 少量テストを行い、乾燥後のテストピースを確認します。
  5. 必要ならIris Eye(カメラ測色機能)で測り、次回調整メモを残します。
  6. 保存レシピ詳細で手順を進め、テストピースを測り、必要な場合だけ使用量を在庫に反映します。
カタログや画面上の色見本は、実塗装色そのものとして扱いません。Irisrecia Mk2で信頼できる起点は、ユーザー自身が実際に混ぜた記録とテストピースです。

自分の色を作る

最初に、作りたい色を用意します。写真を撮る、画像ファイルを取り込む、手入力で色を指定する、といった方法を使います。

目標色として扱うもの

  • 自分で撮った対象色の写真
  • 作りたい色の画像ファイル
  • 手入力した色
  • 自分が過去に作って測った色

取り込んだ色は、少量テストに入るための出発点です。画面上の色や印刷物は、照明、撮影、表示環境で変わります。

候補色を見る

目標色を用意すると、Irisrecia Mk2は在庫の中から候補色や調合候補を表示します。候補は答えではなく、どの色から試すかを決めるための材料です。

候補に出るもの

  • 目標色に近い自分の色
  • 近い自分の色に使った塗料
  • 在庫内の単色候補
  • 2色または3色のブレンド候補
  • 作りたい量に対する在庫可否

混色の前提

候補は、同じメーカー、同じ塗料種別を基本に扱います。違うメーカー間の混色を前提にした候補は出しません。水性全体をまとめて混合不可にするのではなく、メーカーと塗料種別の組み合わせで判断します。

クリアカラー、トップコート、薄め液、サーフェイサーなどは在庫管理用の用品として扱えますが、通常の色合わせ候補には入れません。

作る量と調合候補を確認する

この画面で表示される割合とmlは、選んだ調合候補を作る量に合わせて換算したものです。少量テストに入る前に、どの候補をどれくらい作るかを確認します。

  1. 作る量を0.5mlから50mlの範囲で選びます。
  2. 必要に応じて、塗料種別、候補範囲、メーカー、調色推奨、実測未確認のカタログ由来色の除外で絞り込みます。
  3. 単色候補、2色ブレンド、3色ブレンドの候補を確認します。
  4. 候補ごとに表示される割合、ml、在庫状態を確認します。
  5. 試す候補を保存し、名前とメモを残します。

保存した候補の扱い

保存した候補は、少量テストに進むための記録です。実際に混ぜた後のズレや気づきは、保存時のメモ、テストピース測定、次回調整メモとして残してください。

少量テストをする

候補と割合を決めたら、いきなり本番量を作るのではなく、少量で試します。下地、塗り方、希釈、乾燥後のつやで色は変わります。

  • 少量を混ぜる
  • テストピースに塗る
  • 乾燥タイマーを使う
  • 乾燥後の色を見て記録する
目分量で作った場合も、使った塗料とメモを残せます。ただし、測定していない色は、次の色合わせ候補としては慎重に扱います。

テストピースを測る

Iris Eyeは、アプリ内のカメラ測色機能です。自分が塗ったテストピースを測るために使います。市販塗料のカタログ値をユーザー撮影だけで公式値のように直すための機能ではありません。

測定の使い方

  1. 乾燥後のテストピースを用意します。
  2. 必要なら先にGrayCalでグレーカードを撮影します。
  3. できるだけ同じ照明、同じ角度で撮ります。
  4. 測定結果を自分の色に保存します。
  5. 目標色との差を確認します。

ΔE2000の見方

ΔE2000は、数字が小さいほど近いことを示す目安です。ただし、撮影条件、表面状態、つや、乾燥状態で変わります。最終判断は必ず実物で行ってください。

GrayCalで測定条件を整える

GrayCalは、Iris Eyeでテストピースを測る前に18%グレーカードを撮影し、同じ実際の作業環境で測るための補正目安を作る機能です。色を探す作業では、照明や露出の差をできるだけ揃えることが重要です。

使い方

  1. Iris Eyeの画面からGrayCalを開きます。
  2. テストピースを測る場所と同じ照明で、18%グレーカードを撮影します。
  3. 露出、ばらつき、サンプル数などの状態を確認します。
  4. 保存できる品質になったらGrayCalを保存します。
  5. 保存したGrayCalを使って、同じ環境でのIris Eye測定を行います。

保存できない例

  • 明るすぎる、または暗すぎる
  • グレーカード上の色のばらつきが大きい
  • 有効なサンプル数が足りない
  • 信頼度が低く、確認に使えない
GrayCalは表示と測定の補助です。写真を公式測定値に変換する機能ではなく、カタログ色を測定済みデータのように上書きする機能でもありません。保存したGrayCalを削除しても、Iris Eyeの測色データは削除されません。

微調整して再テストする

目標色とずれている場合は、次回調整メモを残します。Irisrecia Mk2は「何%足せば正解」と断定せず、次に見る方向を記録します。

  • 明るさを確認する
  • 赤み、青み、黄みなどの方向を見る
  • 彩度が強すぎる、弱すぎることをメモする
  • 次に試す塗料や作業メモを残す

再テストした結果は、同じ自分の色の試作履歴として残します。失敗した試作も、次に同じ失敗を避けるための情報です。

保存レシピを実作業で使う

候補を保存すると、保存レシピとして残ります。Mk2では、色合わせの進み具合を専用ステータスで切り替えるのではなく、保存レシピ詳細に手順と結果を積み上げます。保存レシピ詳細で、作る手順、乾燥タイマー、塗装結果の比較、反復調整履歴を使って記録を更新します。

手順ナビ
容器の準備、塗料の追加、混合、テストピース塗装、乾燥後の測定までを確認する機能です。
塗装結果を比較
Iris Eyeで乾燥後のテストピースを測り、目標色との差分と次回補正の参考を残します。
反復調整履歴
再テストした測定結果を履歴として残します。うまくいかなかった試作も、次回の判断材料になります。

使用量を在庫に反映する/スキップする

保存レシピを実際に使ったあと、使った塗料量を登録済みボトルの推定残量へ反映できます。細かい在庫管理をしない場合はスキップして問題ありません。

反映できる場合

  • 保存レシピ内の塗料が、在庫内の登録済み塗料と一致している
  • ボトル登録と容量、残量が入力されている
  • 使用量をもとに、10%刻みの推定残量へ反映したい

反映される内容

  • 使った塗料量を、登録済みボトルの残量から差し引きます。
  • 登録済みボトルがない塗料や容量がない塗料は未反映になります。
  • 買い足しが必要な場合は、リマインダー作成の参考にできます。

在庫管理を補助する機能

塗料ボトル登録、ラベルOCR、バーコード紐付け、カタログ検索は、材料管理の補助機能です。バーコードは国や製品状態で変わることがあるため、必ず製品名、品番、メーカーを確認してください。

乾燥タイマーを使う

乾燥タイマーは、少量テストや保存した色に紐づけて乾燥待ちを管理するIrisrecia Mk2 Pro機能です。気温、湿度、手動補正を自分で入力し、実際の作業環境に合わせて使います。

推奨時間の考え方

  • 塗料種別を基準にします。
  • 気温が低いほど長め、湿度が高いほど長めに補正します。
  • 厚塗り、希釈率、下地、トップコートの有無は手動補正で調整します。
  • 推奨時間は作業の目安です。完全硬化や重ね塗り可否は必ずテストピースで確認してください。

直近の条件

直前に使った乾燥条件がある場合は、同じ気温、湿度、手動補正を再利用できます。乾燥条件は手動で記録し、実際の作業環境に合わせて見直してください。

Irisrecia Mk2 Pro

Irisrecia Mk2 Proは買い切りの追加機能です。正解を自動で出すことを売りにするものではなく、自分の実作業データを蓄積して再利用するための拡張です。

  • 自分の色を6件以上保存
  • 試作結果と調整メモの保存
  • 保存した色合わせの乾燥タイマー
  • 今後追加するPro機能も同じ購入で利用
  • 広告なし、サブスクなし

購入と復元

App Store公開後、Irisrecia Mk2 Pro画面から購入できます。すでに購入済みなのに有効にならない場合は、同じApple Accountでサインインしたうえで「購入を復元」を実行してください。

プライバシー方針は プライバシーポリシー を確認してください。

注意事項: 色見本・撮影・希釈・下地・乾燥差

Irisrecia Mk2の色見本は、保存した調合候補と各候補色の色見本を単純合成した大まかな見本です。実際の塗料、希釈、下地、乾燥後の色とはずれます。

  • 画面上の色は端末や明るさで変わります。
  • 写真の色は照明やホワイトバランスで変わります。
  • 希釈率、塗膜の厚さ、下地色、つやで見え方が変わります。
  • 乾燥前と乾燥後では色や質感が変わります。
  • 最終判断は実際のテストピースで行ってください。
「方向性を見るための大まかな見本」として使ってください。最終判断は、実際に塗ったテストピースで行います。

レビュー・フィードバック

ヘルプメニューから、Webマニュアル、フィードバック、レビューを書く導線を利用できます。

フィードバックを送る

「フィードバック」を選ぶとメールアプリが開きます。宛先は hello@aetherforgelab.com です。メールが使えない環境では、Webサイトの問い合わせ欄を開きます。

不具合報告では、使っているbuild番号、操作手順、期待した結果、実際の結果、スクリーンショットを添えると調査が早くなります。

FAQ

候補色はそのまま正解として使えますか。

使えません。候補は少量テストに入るための出発点です。試した候補、実際のテストピース、次回調整メモを記録してください。

カタログ色やPDFから塗料色を登録できますか。

カタログや画面上の色見本は製品名、品番、容量などの確認には使えますが、実塗装色そのものとして保存する前提にはしません。色合わせの信頼できる起点は、自分で作ったテストピースです。

違うメーカーの塗料は混ぜられますか。

アプリの候補では、違うメーカー間の混色を前提にしません。実際に混ぜる場合は、ユーザー自身の判断で少量テストしてください。

色見本の色と実物が違って見えます。

正常です。Irisrecia Mk2の色見本は方向性を見るための大まかな見本です。下地、希釈、照明、乾燥後の質感で実物は変わります。

バーコードを読んでも候補が複数出ます。

同じバーコードを共有する製品があります。候補一覧からメーカー、品番、色名、種別を見て正しい製品を選んでください。

乾燥タイマーの推奨時間が前回と違います。

気温、湿度、手動補正、前回の結果が変わると推奨時間も変わります。前回と同じ条件で始めたい場合は直近の条件を再利用してください。

レビューを書くを押しても何も出ません。

TestFlight版では表示されない場合があります。App Store公開後は、Appleのレビュー依頼UIが表示されます。